若い先生のパートナーズBook
「教室の全員が笑顔の授業」が実現。
重版続出の著者による「持ちネタ」がグーンとあがる本。
教師は、1年間で800時間を超える授業をする。そのすべてで子どもが食いつく授業をすることは難しい。
しかし、「子どもが熱中する」授業には「導入が面白い」という法則がある。
本書では、授業開始でサッと子どもが食いつく最強ネタを各教科で紹介。
著者:村野 聡
四六判/ページ数112/高さ18.8cm
定価:税込1980円(本体1800円+税)
ISBN:9784867570692
発売月:2025年2月
【目次より】
1章 国語授業の導入ネタ
先生が間違えて読むよ「ダウト読み」(1・2年)
教科書文中から答えを探す習慣づくり「クイズ形式」(1・2年)
「この字 何の字」で漢字ハカセを目指そう(3・4年)
物語の構造をくっきりつかむために「「物語の法則」を使いこなそう!」(5・6年)
ゲーム性が生まれる17字以内のタイトルづくり「稼げる要約を書かせよう!」(5・6年)
2章 算数授業の導入ネタ
じゃんけんを使って楽しく学習「算数じゃんけん」(1・2年)
子どもがやる気になる授業開き(3・4年)
比べられるようにするヒント学習「単位量当たりの大きさ」(5・6年)
3章 社会授業の導入ネタ
自分の歩いている位置を確認しながら(3年)
ごみは社会を学ぶマドだ!「ごみ単元」の導入は「ごみ袋」で(4年)
地図が読めるとカッコイイよね!「5分間地図帳」(5年)
資料の読み比べへのいざない「導入に効果的な問い①②」(6年)
4章 外国語授業の導入ネタ
はたして全員集合になっている?「いきなり質問× いきなり練習◯」(3~6年)
リズムボックスで惹きつけよう「次の活動へパッと切り替え」(全学年)
英語は何ちゃったって歌だよ!「歌はオープニング🎵」(全学年)
(まえがきより)
あなたは授業の導入をどうしていますか。例えば、低年生の国語の導入ネタ。
「先生は間違えて読むので、間違いに気付いたら手を挙げて「ダウト!」と言ってください」
こう導入すれば、1年生の聞く態度がガラッと変わります。
また、中学年の算数の導入ネタ。
T「特別じゃんけんだよ。指が1本、2本、3本、…5本まで。 」
T「じゃんけん、ぽん!」
子どもは、たいてい5本出す。教師は、5本以外なら何本でも良い。
T「8!」
子どもは、きょとんとしている。勘の良い子は、分かる。教師は、自分の手と子どもの手を、 皆に見えるように高く挙げる。子どもは5本、教師は3本、合わせて8本。まだわからない子がいる。
T「5と3で8。先に言った方が勝ち。」
本書はこのような楽しい授業のネタを国語・算数・社会・外国語について記しました。
若い先生にとって授業の導入ネタをたくさん知っておくことは極めて貴重です。
授業の導入が面白くなくては、1時間の授業が面白くなりようがないからです。まずは授業の導入ネタを知ることです。子どもがパッと惹きつけられる授業の導入です。
本書で得た授業の導入ネタをぜひ使ってみてください。
きっと、いつもの授業よりも子どもの反応がよくなるはずです。