■目次より
1章 「物語/小説」描写に基づき、人物の心情の変化を捉える
・「少年の日の思い出」語句の辞書的な意味と文脈の意味を整理して構造を読む
・「走れメロス」抽象的な表現で登場人物の考え方を知り、自分の意見を形成する
・「握手」作品の展開から人物像を捉え、生き方について考えを深める
・「故郷」批判的読解で「時代の中の人間」について考え、読書の意義を再定義する
2章 「説明文/評論」主張と事例を整理して要旨を捉える
・「ちょっと立ち止まって」 「要約」から考えたことを議論する
・「作られた『物語』を超えて」論説の特性をふまえ、文章の構成や論理の展開を評価する
・「幸福について」文章に表れている考えを吟味し、考えの形成と議論の方法を学ぶ
3章 「古典」現代につながる歴史的背景や文化をつかむ
・「矛盾(故事成語)」独特のリズムや言い回しに親しみ、漢文を生活と結びつける
・「平家物語」登場人物の言動の意味から、古文のものの見方や考え方を捉える
・「おくのほそ道」情景や心情を話し合い、古典の一節を引用した文章を書く