赤坂真二(あかさか・しんじ) 上越教育大学教職大学院教授。学校心理士。
19年間の小学校勤務で は、アドラー心理学的アプローチの学級経営に取り組み、子どもの やる気と自信を高める学級づくりについて実証的な研究を進めてき た。
2008年4月から、現所属。即戦力となる若手教師の育成、主に 小中学校現職教師の再教育にかかわりながら、講演や執筆を行う。
著書「アドラー心理学で変わる学級経営 勇気づけのクラスづくり」 「学級経営大全」(明治図書)他多数。
谷 和樹(たに・かずき)
玉川大学教職大学院教授。
北海道札幌市生まれ。神戸大学教育学部 初等教育学科卒業。兵庫教育大学修士課程学校教育研究科教科領域 教育専攻修了。
兵庫県の公立小学校に22年勤務。
TOSS(Teachers’ Organization of Skill Sharing)代表。
著書「子どもを社会科好きに する授業」(学芸みらい社)、「谷和樹の学級経営と仕事術」(騒人社) 他、書籍共著・論文多数。
佐藤和紀(さとう・かずのり)
信州大学学術研究院教育学系・助教。博士(情報科学)。
元東京都公立小学校・主任教諭。専門は、教育工学、教育方法学、情報教育。
文部科学省「学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会 議 効果的なICT活用検討チーム」、同「児童生徒の情報活用能力の 把握に関する調査研究 企画推進委員会」委員、同「教育の情報化に 関する手引」執筆協力者,同ICT活用教育アドバイザー等を務める。
日本教育工学協会理事等。
■目次より
口絵 教育のデジタルトランスフォーメーション 佐藤和紀
第1部:コロナ禍中・GIGAスクール時代前夜の教育
・第1章:コロナ禍中の子どもたちと先生(赤坂真二)
・第2章:コロナ禍でも通用する教育技術的アプローチ(谷 和樹)
・第3章:コロナ以前から問題視されている日本の教育体制の弱点(堀田龍也)
解説 若い感性をのびやかに発揮できる現場に(谷 和樹)
第2部: Withコロナ・GIGAスクール時代の教育
・第1章:オンラインにおける教育技術の可能性(谷 和樹)
・第2章: Withコロナでも人とつながっていくために(赤坂真二)
・第3章:デジタルトランスフォーメーションに対応する「学び」のあり方(堀田龍也)
解説 子どもたちにとって最適な学びの環境を(赤坂真二)
第3部“:先生の先生”に聞く もっと知りたいQ&A
Q1. オンラインでの人間関係の形成
Q2. 熱中軸
Q3. 評価・見取り
Q4. 教師の機能・役割
Q5. 職員集団・校内研修
Q6. メンタルケア
Q7. 教師修業・スキルアップ
Q8. 分業制
Q9. ハイブリッド学習
Q10. 管理職・自治体
あとがき(堀田龍也)