学芸みらい教育新書 7

新版 授業研究の法則

著者:向山洋一

 

新書判  : 184ページ
定価:本体1000円+税
ISBN-13 : 978-4905374923
発行日: 2015/11  

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まず研究内容に関していうと、学校で取り組んでいる研究を大事にすることだ。
次に、方法に関しては、大作主義で臨むことを私は常とした。
最後に、態度や
心構えとしては、志をもち、楽しく取り組むことだ。
それには研究のなかまを
つくることがもっとも確かな近道である。
さらに、研究の進め方や追究の仕方などを、実践を通してさらに具体的に論じ
てみた。真に研究に価する成果を教育界に生み出していくために、問題提起と
なれば幸いである。

■解説

教師の世界に本物の学問研究を示した(小野隆行)

日本の教育研究を「科学」にし、エビデンスに基づく世界標準へと発展させるための
歴史的一書 (椿原正和)

 


■著者プロフィール 
向山洋一(むこうやま よういち)
東京都生まれ。
68年東京学芸大学卒業後、東京都大田区立小学校の教師となり、
2000年3月に退職。
全国の優れた教育技術を集め、教師の共有財産にする「教育技術 法則化運動」
TOSS(トス:Teachers’ Organization of Skill Sharingの略)
を始め、現在もその代表を務め、日本の教育界に多大な影響を与えている。
日本教育技術学会会長。


■目次
まえがき

第1章 向山流研究法一〇カ条
 1 第一条 学校における研究を重視する
 2 第二条 指導案・研究報告は大作主義で臨む
 3 第三条 原点にこだわる
 4 第四条 授業を通す
 5 第五条 研究の仲間を作る
 6 第六条 やることを限定する
 7 第七条 自分の考えを示す
 8 第八条 嘘をつかない
 9 第九条 楽しくやる
 10 第十条 志を立てる

第2章 研究をすすめる
 1 ある研究の出発
 2 研究のすすめ方
 3 児童の実態調査(上)
 4 児童の実態調査(下)

第3章 具体的事実を追究する
 1 論より証拠
 2 一度は「もと」を吟味せよ
 3 イメージの貧困が教材研究を浅くする ――『作文と教育』誌の谷山論文

第4章 理論的に研究する
 1 「問い方」をどうするか
 2 透明な理論は実践を導く――体験資料と記号資料
 3 透明な理論は実践を導く――研究記録の批判的分析
 4 透明な理論は実践を導く――内部情報の再構成

解説


 

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