子供の命を守る泳力を保証する 著者:鈴木智光 A5判並製:180ページ |
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小学校のクラス全員が3日間で数百m泳げるようになった!!キーワードは「浮沈力」。25mを泳げても、命は守れない―。30年以上にわたる試行錯誤の末、ついに完成した画期的な「命を守る」水泳指導メソッド!
東日本大震災以降「命を守る教育」の重要性が再認識されている。当然、水泳もその一つであり、子供たちには少なくとも小学校卒業までに水難事故に遭ったときに自分の命を守れる知識と技能を身に付けさせてあげたい。しかしながら、現実には25mすら泳げない子が少なからず存在する。さらには、仮に25mを泳げたとしても、その泳力で本当に命を守ることができるのだろうか─? 著者はこの問題に30年以上取り組み、試行錯誤の末、ついに画期的な「命を守る」水泳指導メソッドを完成させた。 その効果は、小学校のクラス全員が3日間で数百泳げるようになるという絶大なもの。 本書は小学校の教師のみならず、小学生の子供をもつ親たちにも必携、必読の一冊。
■著者紹介
鈴木/智光
1957年愛媛県生まれ。1979年3月愛媛大学教育学部卒業。
1979年4月~愛媛県公立小学校に勤務。2015年4月より四国中央市立北小学校に着任
■目次
まえがき——泳げない子をなくす、溺れる子をなくす
第1章 授業編
1 3日目に数百mを泳いだ
2 万能型プログラムの誕生
3 必需品ワンタッチヘルパー
4 万能型プログラムの授業
5 呼吸力の習得を縦糸にした指導ステップ
6 場づくり、発問・指示
7 意欲と視点を持たせる学習カード
8 追試
第2章 理論編
1 泳げるとは
2 なぜ泳げないのか
3 泳げない原因を診断する
第3章 小学校水泳の課題
1 命を守る水泳授業
2 小学校水泳の実態と課題
3 命を守る6年間の水泳プログラム
第4章 大学での私の講義 将来教師になる学生へ
1 将来教師になる学生へ伝えたい
2 愛媛大学教育学部での講義
3 学生の感想
第5章 私と水泳
1 私のマイナス体験
2「向山子規跳び箱指導法」「鈴木勘三式背浮き指導法」との出会い
3 ワンタッチヘルパーの考案
4 教育技術の法則化運動、向山洋一氏、根本正雄氏との出会い
5 本を書きなさい
6 荒木昭好氏との出会い
7 指導ビデオを制作しなさい
8 テレビ番組「伊東家の食卓」で泳げない子をなくす
9 泳げない子の水泳教室
10 東日本大震災以後
11 足元を見つめ直す
12 日本水泳・水中運動学会での発表
13 最終章へ 〜あとがきにかえて