【全国学校図書館協議会選定図書】
銀座のツバメ 著者: 金子凱彦 写真: 佐藤信敏
四六判:183ページ |
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都会のツバメの愛すべき驚きの生態とは!また人間がすべきことは?
「鳥と自然」を愛する多くの人々にとって必読の書であり、またあらゆる研究会・学校等での
「鳥のフィールド観察の手本」ともいえる書。
永く人間から愛され続けてきたツバメが危機に瀕している。著者は30年にわたってひたむきにツバメの生態を調べた!…なんとツバメは銀座のど真ん中で頑張っていた!ツバメ撮影の第1人者・佐藤信敏氏による決定的写真も掲載。
■著者紹介
金子/凱彦
都市鳥研究会幹事、日本野鳥の会元東京支部幹事、日本鳥学会会員。1945年東京都生まれ。
中央大学卒業後、銀座の出版社に2007年まで勤務する傍ら、
職場周辺をフィールドに、都会に生きる鳥たちを長年観察してきた。
東京都日野市在住
佐藤/信敏
1957年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。
凸版印刷株式会社写真部を経て、フリーランスとして独立。
本業のコマーシャル写真の傍ら、野鳥写真に取り組む
■目次
序章
銀座でツバメ発見!
第1章
調査でわかったツバメの“秘密”―なぜ軒下に巣を作るのか?
ツバメの到来と番ができるまで/巣作りの極意―巣のある場所と巣作り/子育ては雄か雌か、どちらの役目/いよいよヒナが巣立つ/渡りと越冬地/天敵カラスとの戦い/忘れられないカラスの観察
第2章
広がった観察の輪
都市鳥研究会の活動/ツバメを慈しむ銀座の人々/幻の取材記事・有楽町の一夜
第3章
銀座のツバメは生き残れるか
銀座の変遷と都市鳥の変化/カギを握るのは何か?