学芸みらい教育新書 8 小学一年学級経営 教師であることを畏れつつ 著者:向山洋一 新書判 : 184ページ |
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一年生担任とは、実に素晴らしいものであり、また怖いものである。
世の中の青年教師の中には「高学年担任」を心ひそかに誇りにしている方も
いるようだが、これは実に気の毒な考え方である。
小学校教師は一年生を担任してようやく一人前である。
一年生の心は、ほんとうに純真である。一年生は神様みたいなものである。
だからこそ、一年生を迎える教師はそれなりの心構えと準備、
そして覚悟が必要なのだ。(「まえがき」より)
■著者紹介
向山洋一(むこうやま よういち)
東京都生まれ。
68年東京学芸大学卒業後、東京都大田区立小学校の教師となり、
2000年3月に退職。
全国の優れた教育技術を集め、教師の共有財産にする「教育技術 法則化運動」
TOSS(トス:Teachers’ Organization of Skill Sharingの略)
を始め、現在もその代表を務め、日本の教育界に多大な影響を与えている。
日本教育技術学会会長。
■目次
まえがき
第1章 一年生を迎える準備
第2章 ドキュメント・入学式当日―緊張の二五分間
第3章 入学後一週間のようす
第4章 入学後一カ月
第5章 給食始まる
第6章 係の仕事に意欲をもたせる
第7章 授業を知的に
第8章 保護者とのかかわり方
第9章 一人一人への配慮を具体的に
第10章 児童の活動を生き生きと
第11章 一年生を終える
解説