みらいへの教育シリーズ
奇跡の演劇レッスン
「親と子」「先生と生徒」のための聞き方・話し方教室
著者:兵藤友彦
四六判並製:232ページ
定価:本体1500円+税
ISBN-13:978-4905374855
発行日:2015/08
|
■全国の書店・ネット書店でご購入いただけます。
Amazon
e-hon 全国書店ネットワーク
生徒が変わる! 子どもが変わる! そして、大人たちも変わる!
教育と演劇がまじわる場所で生まれた、人と向きあうためのレッスン──。
元不登校の生徒、生きづらさを抱える大人たちの現実から出発した、
感動の授業のすべて。
かじかんでいる自分、こわばっている自分。 そこから抜け出るために必要な覚悟が、 ここには記されている。 ───鷲田清一氏(哲学者/朝日新聞「折々のことば」筆者)、推薦!!
◆こんな人に読んでほしい!
◎不登校のお子さんをはじめ、子供とのコミュニケーションに悩むお母さん、お父さんに。
◎高校演劇の全国大会に出場したシナリオを完全収録。高校演劇の関係者に。
◎アクティブ・ラーニングのヒントになるワークショップを紹介。小・中・高の先生方へ。
愛知県の刈谷東高等学校(昼間定時制)には、中学時代に不登校を経験した多くの生徒たち が、自分を変えようと入学してきます。 本書では、同校・演劇部顧問の兵藤友彦先生が生徒たちと一緒に作りあげ、高校演劇の 全国大会に出場した4つの演劇作品とともに、生徒たちを変化させた、からだと心を動か す演劇レッスンをイラスト入りで紹介。自分を見つめ、人に触れることでコミュニケー ション能力を高める学校教育・家庭教育の新たなあり方を伝えます。 ◎2015年8月からは、同校演劇部の作品『Making of 「赤い日々の記憶」』(本書収録)が 原作となったミュージカル作品『赤い日々の記憶』が、愛知県刈谷市の大ホールを皮切り に、全国で公演されます。
■著者紹介
兵藤/友彦
1964年、愛知県生まれ。2003年、愛知県立刈谷東高等学校(昼間定時制)に赴任。
国語科教諭、演劇部顧客。在校生の6割が不登校の経験者というこの高校で、
生徒たちが社会に巣立っていけるよう、ユニークな演劇レッスンの授業を行う。
『Making of「赤い日々の記憶」』(作・演出)をはじめとする作品により、並みいる全日制の学校をおさえ、
赴任以来10年で3度、同校演劇部を高校演劇の全国大会に導く。
人間性を育て、コミュニケーション能力を育てる演劇レッスンの授業は学外からも注目を集め、
演劇部有志・市民とともに全国各地で300回以上に及ぶ演劇ワークショップを開催
■目次
はじめに
第 1 章 ひとが怖い、あなたへ
戯曲:Making of 「赤い日々の記憶」/レッスン:箸をはさんで立ち上がる
第 2 章 変わりたい、変われない、変わりたくない
戯曲:便所くん~男だけの世界/レッスン:ティッシュ吹き
第 3 章 あなたの「わたし」の、声を聴かせて
戯曲:笑ってよ ゲロ子ちゃん/レッスン:ボールまわし
第 4 章 春が、来る
戯曲:手紙~「赤い日々の記憶」からあなたへ/レッスン:ロンド/シンクロンド
特別対談 生き延びるためのレッスン 雨宮処凛×兵藤友彦
おわりに